DANCE
2026/04/12[Sun]
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2012/11/10[Sat]
少年F
(1)
「バイクの免許なんかいらないよ。キリンの免許がほしいんだ。」
少年Fはクールに言う。少年Fはモテる。少女N~Uの範囲内で異常にモテる。たまにお婆さんにウケる。時々ウナギがにょろにょろ笑う。ピーチクパーチク小鳥のフィギュア。
季節は秋から冬に移行中。ここはたまたま日本国。少年Fにはどうでもよいこと。少年Bは気にしているが。少年Bの話しはしない。たぶんに一生涯しない。本当にキラいなヤツなんかキラいってことすら言いたくない。自分なりに殺してしまって、終わり。それだけだ。
ナマズの刺身をガツガツ食いながら、土手のおっさんはいつものやつを繰り返しご機嫌にうたう。リピート
「ナマズはマズい!マズいしウマい!」「ナマズはマズい!マズいしウマい!」
少年Fは大切な石ころを乱暴に蹴りながら土手沿いを歩いている。土手のおっさんのうたを全く聞かずに。おっさんがうたってることすら気づいちゃいない。BOSEのイヤフォンを両耳にひねり入れて爆音でV6をリッスンしている。「輪になって踊ろう」を。あくまで一人で爆音で聴いている。繰り返し繰り返し聴き続けることで、自分なりの「輪」を生み出そうとしている。それはたぶん木でゆう年輪のように。少年Fは「何か」を大事にしているフリをしている。たまーにジョアンジルベルトを挟んで聴いているんだけど、それは少女K以外の世界には内緒にしていること。
【次回予告】少年Fはキリンの免許を取りに出かけることになる。上野動物園
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